コミュニケーションが取れない派遣社員は首になる。

派遣社員というのは、自分が直接所属していない会社に派遣されているので、いくら個人の能力が高く仕事ができたとしてもその会社内の正社員や他の派遣社員とコミュニケーションを取って円滑に業務を進めていけないと派遣契約は長く続けてもらうことは出来ません。

むしろコミュニケーション能力のほうを重要視されることが多いかもしれないです。

コミュニケーションが取れない(取ろうとしない)せいで、派遣先も派遣元も首になった派遣社員の田中さんについて書いていきます。

同じグループの派遣になる

今から5,6年前だったと思うが田中さんはその当時年齢53歳、ちょんいえとは派遣元は異なるが同じ派遣先の同じ事業部で仕事をしていた。

同じ事業部といっても人数も多くプロジェクトも異なるので、顔は知っているけど仕事上のかかわりもないく話しをしたこともない人だった。

田中さんの所属していたグループでの派遣契約が何の理由かわからないが終了という話しになっていたのだが、当時のちょんいえの指揮命令者のN課長が、それなら改めて教育をする必要もないし派遣先の仕事のやり方にも慣れているのでN課長のグループで引き続き派遣を続けてもらおうってことになった。

つまりちょんいえと同じグループに所属になったわけである。

隣接するユニットの設計者同士なのにコミュニケーションが取れない

田中さんは同じプロジェクトのちょんいえが担当していた機構と隣接する機構担当者になった。

ちょんいえが上のユニットで田中が下のユニットを担当という感じ。

普通ね、隣り合う機構同士の設計者って連絡を密にとって業務を進めていかなければいけないんです。

例えば、相手のユニットの領域を使用しないと設計が成り立たないとか距離が近すぎて最悪の寸法公差では干渉してしまうといった部分が出ると
『この部分逃げれませんか?』とか『この部分の形状こういうふうに変更できませんか?』『いやこの領域使われると強度落ちちゃうから出来ない』という感じで相談しながらお互いの主張を調整しながら設計を行っていくんです。

自分のユニットだけ見て設計してはいけなくて常に周りのユニットも表示させて、自分のユニットとの整合性を確認しながら設計を行っていくんですが、
ある日、田中の部品がちょんいえのユニットにがっつり干渉してきていました。

気づいていないのかと思って、田中さんの席まで行き『あの~この部分干渉してきているので逃げてくれませんか?』と言うと

自分のCADのモニターを見たままで、ふんぞり返ったような座り方をして目も合わせてもらえません。 

風邪でもないのに年中マスクをしていてモゴモゴとしゃべるので何を言ってるのかも聞き取りずらいです。

あ~こいつダメなやつだ。 

直接言っても埒が明かないので、この人のユニットに関して要望がある場合は、グループで行う進捗会の場とか指揮命令者のN課長を通して話をすることにしていました。

仕事は早いけど手戻り業務がある

組み立て性を確認したり設計した通りに機能するのかを確認するため試作品を製作します。

試作品を発注するために3Dモデルと2D図面を作成しないといけないのですが、田中はこの図面を作成する時間がとにかく早かったです。

一見、仕事が早く出来る奴と思えるかもしれませんが、試作品が出来上がるとこいつのユニットで多くの問題が発生していました。

問題が発生した原因は、周りのユニットを見て設計をしないし他の人に相談も無しに自分勝手に形状を変えてしまうからです。

設計には中央断面図というものがあって、製品を中央でまっぷたつに断面にして幅方向にあるものも1図面で配置したいわゆる設計の骨組みたい図面が設計の初期段階で用意がされていて、各ユニット担当者は中央断面を元に自分のユニットの設計を行っていきます。

よっぽどのことが無い限りこの中央断面に関わる部分は変更してはいけなく、変更する場合は、周りのユニットにも関係してくるので更新をしていかないといけないのでですが、更新もせず中央断面に関わる部分を変更してしまっていました。

そりゃ問題起きるわ

試作品で問題を起こすと、例えば部品が干渉しているなら干渉している部分を設計者自身が手作業で削らなければいけません。

1台2台なら良いですけど試作品は数十台製作するので、修正しているだけで時間が取られるし、干渉はしていなくても機能的に問題が発生していたらその部分は早く修正しなければいけないので、設計のやり直しや試作のやり直しが発生してしまいます。

この田中さんは図面を書くのは早いけど、周りを見て設計しなかったり相談も無しで自分勝手に設計をするので問題を起こしたことによる手戻りで余計な時間を使って、結果的に業務は遅かったです。

こんなこともあり1年ほどで、田中さんは同じグループでの派遣契約は終了となりました。

ちょんいえに取っていた態度を指揮命令者のN課長にも取るようになったのが1番の原因かもしれませんけどね。

田中さんが同じ派遣元の社員になる

田中さんが派遣終了してから2年後、別の派遣元に所属していたので、どこに就業していたかは知りませんが、派遣元の営業担当から2年ほど前に同じ部署で働いていた田中さんという人が派遣の登録として面接に来たんだけどどんな人だったか教えてという電話がありました。

あんまり営業担当からこんなこと聞かれることないんですが、面接する中で経歴は問題ないけど人間的に問題だなと何か察したんでしょうね。

面接の時に会社に生活費がないのでお金を貸りられないか(給料の前借り)を聞いたそうです。

いくらお金が無いからとはいえ普通、会社に金を貸してくれなんて言います?

海外出張や長期出張で航空券や宿泊代が高く事前負担するのが大変な場合は、前払い制度のようなものはありますが、個人的な理由で会社が金を貸すなんて無いですからね。

ふてぶてしい態度でコミュニケーションが取れないし、周りの人と協調して業務できないから採用するのは絶対やめとけとは言ったのですが、
ちょうどその時に今の派遣先の別事業部で就業の引き合いの話しが出ていて、別の事業部とはいえ同じ派遣先内で就業の経験があり即戦力として使えそうだからという理由で採用をしてしまいました。

ただ、営業担当もリスクを考え派遣元の正社員にはせず、いつでも首が切れる契約社員という形で採用にしていました。

本性を現す田中

田中さんと同じ派遣元、派遣先となったわけですが、就業したところが派遣先の事業部が異なるため工場が違い顔を合わせることはありませんでした。
(幸いちょんいえには害は無かった。)

直接見ていないので詳しくは知りませんが、最初の内はちょんいえの忠告がウソだったかのように順応していたようですが、猫を被っていたのか3カ月もすると本性を現します。

各派遣先では、同じ派遣元の社員で集まって会社の連絡事項や会社の方針を説明するために職場でのミーティングを行うのですが、この集まりに一切参加しなくなりました。

こちらの工場をまとめていた派遣元のリーダーも席まで話しに行ってもコミュニケーションが取れない状況だったようです。

また、営業担当は職場環境や近況の聞き取り、営業情報の吸い上げなどで定期的に派遣先に訪問して派遣者と面談を行うのですが、田中さんとは会うことすら出来なくなっていて会いに行っても『何もお話しすることはありません』で一蹴されてしまっていました。

だから、ちょんいえは忠告したのに…

派遣先の部署の人や指揮命令者とはうまくやっていたのか、派遣契約だけは2年ほど続いたのですが、ついに派遣契約終了となりそれと同時に派遣元も首になっていました。

なんで派遣先は、こんな問題のある派遣を2年も使い続けるのか意味がわかりませんが、派遣元としても職場の人と協力して業務が出来ないとか人間的に問題のある人を他の就業先に紹介しづらいでしょうし扱いにくいので、派遣契約終了を期に切ったんでしょう。

もう60歳近い年齢で、会社に金を借りようとしていたぐらいなので、まだ働き続けないといけないと思うのですが、これから先どうするんでしょうね。

最後に

現在の派遣先は、コミュニケーションが普通に取れて、そこそこ仕事が出来れば1年や2年で契約終了するってことは予算的な都合以外では、ほとんどありえなくて契約期間が結構長期になることが多いです。

ちょんいえと同じグループにいた時も派遣社員は4人ほどいましたが切られたのは、田中だけでしたし、その前の部署や違う事業部の部署でも他の派遣社員は残っていましたから派遣社員でコミュニケーションが取れないと派遣契約は続けてもらえないってことです。

そもそも、人間的に問題のあるやつは、会社の評判を落とすだけなので同じ派遣元に入れないで欲しいですね。

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コメント

  1. shiryouu より:

    初めまして、
    ブログランキングから来ました。
    派遣の仕事に関わらず、
    コミュニケーション能力というのはとても大切ですね。
    ポチッとさせていただきます。