派遣社員が解雇になる理由。実際にクビになった7つの事例

派遣社員は正社員と違って期間限定の有期雇用契約で働いています。
契約期間は更新することで、延長することは可能ですが、いくらその派遣先に勤めようが、いくら実績を残していていようが、いつかはその派遣先を解雇される日がやってきます。
解雇は契約更新月をもって次回の契約を更新しないことになることがほとんどですが、中には契約期間中であっても解雇にされる場合もあります。
実際にどのような理由で派遣社員が派遣先を解雇(クビ)にされたのか7つの事例を紹介します。

①業績不振等で、派遣先の予算的な都合や派遣に対する方針変更

派遣社員がクビになる理由でもっとも多いのが派遣先の都合で契約終了になるときです。
派遣先の業績不振で部署に割り当てられる予算が少なくなり、派遣社員を雇うだけの余裕がなくなった場合や担当していたプロジェクトが生産までこぎつけ一つの区切りが付き、つぎに担当してもらう業務はないのでもういらないとなった場合ですね。
あとは、世の中全体が不景気になってしまう出来事が発生した場合で、記憶に新しいのがリーマンショックの大量派遣切りがあった時で、ちょんいえの派遣元も例外ではありませんでした。
特にひどかったのが、自動車業界で、派遣元は自動車業界にどっぷり比率を置いていたので、100人とか200人規模で同じ派遣先に就業していて、始めは隔週の1日を時短操業で休業にし、そのうち自宅待機となりました。
自宅待機中は国の補償で就業していなくても60%の給料は出ていましたが、それも2カ月も続くと派遣元の経営が危なくなり、世の中全体が不景気なので新たに派遣社員を雇う企業も無く自宅待機している人の行き先もないので、派遣元の正社員を大量に解雇していました。 派遣元の正社員だけでは足りず、派遣元の営業や事務の内部スタッフまで解雇され、最終的に300人規模の解雇がありました。

②単価が合わなくなった

ちょんいえとは所属している事業部は違うんだけど同じ派遣先に就業していたNさんという方で年齢は50歳、分野はソフト系の方で単価が合わなくなって派遣先が契約終了となった。

単価が合わなくなるとは、派遣元が派遣先に支払っている派遣契約料より派遣元がこのNさんに支払っている給料のほうが多くなるかトントンになってしまうことを言う。

このケースで派遣契約終了になるのは、50歳を過ぎた年寄りの派遣社員が多く、年齢や経験年数によって給料を上げる給料システムが少なからず残っていて、50歳を境に限界が来るんだと思います。

派遣社員といえども毎年昇給をしていかなければいけなく、そのお金の出所は派遣先の単価になるので、派遣元は1年に1回この職場ではこれだけ経験年数が増えているとか職場への貢献内容をアピールして単価upの交渉をします。

ですが、派遣先としては、Nさんがやっている業務内容やスキルに応じた単価はここまでしか出せませんよ。契約更新はするけど単価upはしませんよと言われていて
こうなってしまうといくら派遣契約の更新があったとしても派遣元としては、その場所で派遣を続けるとマイナスとなってしまうだけなので、その派遣先を終了させ単価の見合った終業先にローテションをさせたほうが良いということになります。

派遣先の都合というよりは、どちらかというと派遣元の都合で終了になるケースですね。

③派遣社員の技術スキルが低く、遅刻や欠勤が多い

ちょんいえと同じ派遣先に就業したoさんという40代の同じ派遣元のメンバーで開発の部署では無く、品質保証という部門に派遣になった方の事例です。
品質保証という部門では、開発した製品について開発で行う評価とは違う基準で、製品として市場に出して問題無いかもう少し厳しい判断基準で評価を行う専門の部門で主な業務は耐久をしたときに問題ないかの耐久評価や温度や湿度の変化があっても問題ないかの環境評価等の評価が主な業務になるので単純作業の指示されたことだけを行えば良いので開発業務よりはスキルは低い人でも就業が可能な派遣の業務になります。

新規で就業になるメンバーには、派遣元に提出する勤務表を簡単に入力して自動計算するエクセルデータを渡しているのですが、oさんは使い方がわからないと言ってくるんです。
しょうがないので、席まで行って使い方を教えていると「は~」とか「え~と」というような気の抜けた受け答えで、理解しているのかしていないのか良くわからない状態でこの人この派遣先でこれからやっていけるのか心配になってしまいました。

その心配は的中し派遣開始からわずか1ヵ月で派遣契約を終了になってしまいました。

理由はエクセルもまともに使えないようなスキル不足と勤務表を回収すると1週間に1回は遅刻や欠勤があり勤怠についても問題があったことです。

派遣契約の更新は3カ月とか6カ月ごとが一般的なんですが、派遣先では的外れの人を3カ月も雇うわけにはいかないので就業して最初の1ヵ月だけは、試用期間として契約期間を1ヵ月に設定していて1ヵ月使ってみて問題ないなら3カ月更新に切り替えを行う契約になっていました。

1ヵ月で派遣契約を切られた人は初めてでoさん以外には聞いたことが無いですね。

④協調性が無く人間的に問題がある。

派遣社員はどれだけ仕事が出来たとしても、業務に必要なコミュニケーションが取れないような人はしばらく使ってもらえるかもしれませんが、長期に渡って派遣契約を更新してもらうことが難しいです。
その象徴だったのが、Tさんという50代後半のメカ設計の派遣社員の方で、元々競合他社の派遣会社から同じ派遣先に勤めていましたが、ちょんいえと同じ派遣元に転職をしてきました。

同じ派遣先の同じグループで仕事を一緒にしたことがあるのですが、Tさんとは一言もしゃべったことが無かったです。
隣り合う機構を担当していたので、業務のことでこちらから相談しに行っても無視をされるというか人の話しを聞こうという姿勢がまったくなく、自分勝手に業務を進めるような人だったからです。

自分勝手に業務を進めて他の人の部品に関係するところも相談も無しで形状を変えたりと協力して業務を進めることをしないためこの人の担当する機構は問題ばかり起こしていました。

協調性の無い態度は、派遣社員同士だけならまだしも若手の正社員に対しても取っていましたし、そのうち指揮命令者に対しても取るようになり、同じグループに4人派遣社員がいたのですが、このTさんだけが派遣終了になっていました。

派遣社員の4人の中には、Tさんよりスキルが落ちる派遣社員がいたのですが、この派遣社員を残しTさんをクビにするとういことは、グループ内で他の人と協力して業務を進められないような奴はいくらスキルがあってもいらないってことなんですね。

Tさんについては、こちらの記事で詳しく説明しているのでご覧ください。

⑤派遣先の女性正社員にセクハラをした。

同じ派遣元のメンバーであるWさんという方がセクハラ問題で派遣契約期間が残っているにもかかわらず派遣先を解雇されたという事例です。
状況としては、仕事で全く接点がない派遣先の女性正社員に給湯室で声を掛け、「どこに住んでるの?」「休みの日は何をしているの?」と色々聞いたり、馴れ馴れしく話しかけたりするようになり、女性はそれを細かくメモを取り、直属上司にメールをしたそうです。

その女性は冗談が通じないような真面目な感じに見えましたが、男性慣れしていないのか、話しかけられてる時に拒否もなく、笑ってかわす冗談めいた事もしなかった感じです。

体を触ったとか卑猥な言葉を投げかけたというわけではなく、まぁキレイな人だったので声を掛けてあわよくば付き合えないかなぁぐらいな感覚だったようですが、これぐらいだったら普通、上司に呼び出されて「本人が迷惑しているのでやめてくれ」と注意されて終わると思うのですが、まづかったのが女性正社員と直属の上司が繋がって(付き合って)いたということです。

上司からすると派遣社員ごときが俺の女に手を出しやがってとなり、派遣元の担当営業も呼び出され謝罪し、一発告知で即派遣終了となってしまいました。

また、派遣元では元々正社員だったのですが、正社員から契約社員へ雇用契約を変更する処分を受けてしまいました。

冗談が通じる女性ならまだしも、女性の一番怖いパターンでしょうか。

⑥機密情報のデータを持ち帰った。

近年、企業の機密情報の漏洩や個人情報の流失は問題視されていて情報管理の大切さを理解しないまま派遣社員をやっている人が多いことは事実です。

競合会社に技術情報を持ち込むのが狙いだったり、図面データや販売価格情報を海外の業者に売り飛ばすために自らの意思でやっている場合には即刻クビにしてしまえば良いですが、他社の派遣先に就業していたMさんが行った機密情報のデータを持ち帰った行為には少し考えさせられるものがありました。

Mさんが就業していた派遣先はとにかく忙しく業務量が多かったため残業や休日出勤を行っても業務が終わらないという日々が続いていました。
会社に出勤している時間だけでは、業務が処理できないためやむえなくUSBにデータをコピーして持ち帰り、帰宅後や休日に自宅で業務を行っていたのが派遣先にばれてクビになってしまいました。

現在、どこの派遣先でも機密情報の漏洩には目を光らせていてUSBに何をコピーしたのか、インターネットを私的目的で閲覧していないかなどサーバーにはログが残りPCの特定をすることで本人がわかってしまいますし、データ以外に紙で持ち出そうとしてもコピーや印刷するためには、コピー機に自分のIDカードをかざさないとプリントアウト出来ないようになっていていつ誰がどんな内容を印刷したのか監視をされていますからね。

Mさんは、別に私的利用するために情報を持ち帰ったわけではなく業務を少しでも早く終わらせようと良かれと思ってやっていたことで、まじめで責任感のある人ほどやってしまいがちな行為です。

これって派遣先にも問題があって、業務時間だけでは処理出来ないような業務量を派遣社員に押し付けたり、一人に業務が集中するような業務分担をするのではなく業務調整を行うべきだったんです。

ただ、どんな理由があるにしろ機密情報を持ち出した事実に変わりはなく、派遣元は派遣先に謝罪に行き再発防止策の検討をしなければいけませんでした。

機密情報の漏洩の処罰は厳しく、場合によっては、その派遣先に就業している同じ派遣元の派遣社員を全員解雇し今後一切その派遣会社は出入り禁止なんてこともあり得るので多大な迷惑を掛けることになります。

Mさんは、責任を取らされ派遣先も派遣元もクビになりました。

⑦勤怠の改ざんをした。

同じ派遣先で就業している競合他社のKさんという30代の若い派遣社員がやらかした事例です。
派遣先では、タイムカードというものは無く、派遣先の勤怠システムに自己申告で勤怠を入力していくので、上長は派遣社員が何時に出社して何時に退社したのか正確な時間までは、わからずごまかそうと思えばごまかしが効いてしまいます。

毎日入力していれば良いですが、1週間とか月にまとめて入力しているとあれこの日何時まで仕事したっけと申告間違いが発生する場合はあるかもしれませんが、このKさんは確信犯で、出社は9時が定時時間なんですが遅刻してきても出社時間を9時と入力したり、残業をしていないのに残業したことで退勤時間を入力して申請をしていました。

なぜばれたかというと、派遣先の入門ゲートにはセキュリティゲートがありIDカードをかざさないと入退出ができないようになっていて、入退出時間が記録されています。

普段はこの入門ゲートの入退出時間まで上長が確認することはしないんですが、不審に思った上長が照合したところ入退出時間と勤務表であまりにも時間に乖離があり、不正に勤怠を申請していたことがばれて即クビになっていました。

時間をチョロまかして遅刻していないことにしたり、やってもいない残業時間を余計に申請して給料を余分にもらいたい気持ちというのは、わからくはないですが、ばれたことのリスクを考えると1番やってはいけないことですね。

まとめ

派遣先の都合で派遣契約が終了になる場合は、もうどうしようもなくどんなにあらがおうが決定したことを覆すのは、無理なので諦めたほうが良いでしょう。
派遣社員をやっている以上、いつかは、その派遣先を終了になる日はやってきます。

ですが、社会人として基本的なことを守れないとかコンプライアンスやマナーに違反するような行為をしてしまうと契約期間に関わらず即クビです。
情報漏洩や勤怠改ざんなんて派遣社員にかかわらず正社員だってクビですけどね。

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コメント

  1. さちりん より:

    こんばんは
    ブログランキングからの訪問です。
    派遣でも正社員でもまじめに
    働かないといけませんね。