派遣社員の年齢制限について

派遣社員は何歳まで働けるのか?

年齢制限を設けて派遣労働者の募集・採用を行うことは派遣法で禁止がされています。
年齢を制限するのは禁止されているので、派遣会社に登録することは可能でしょう。

ただ、平等に仕事を紹介してもらえるかというとそうでは無いです。
給料はその人のスキルや経験に応じて決められるのが世の中の流れになっていますが、少なからず年齢給といのは存在し年功序列の傾向がまだ残っていて、長く勤めれば賃金が上がるシステムを崩せずにいます。

年齢が高くなるとその人の単価も高くなるので、派遣者の給料が派遣先が支払う単価と同じか派遣者の給料のほうが高くなってしまうと派遣元としては赤字になるため多少スキルが落ちても若い人を就業させたほうがよくなります。

また、同じ派遣先で10年とか長く務める場合もあり、派遣元で正規雇用されている場合は毎年給料のベースupをしなければいけないので、派遣先と派遣元とで単価交渉を行い給料を上げるために単価upを行っていくのですが、毎年毎年順調に上がらなくなる時がきます。

いくら派遣先から需要があっても単価の折り合いがつかなければ派遣元としては就業させる意味が無くなってしまします。
ちょんいえの周りを見ていても技術職として働ける限界は50代前半といったところでしょうか。

この年代になるとやはり単価の問題で派遣元の営業担当からローテションの話しが持ち上がってきたり、(別の派遣先に変わるだけですんなり単価が上がる場合もあるので)このまま同じ派遣先にいたいのなら給料は上がらない条件付きでの就業になってしまいます。

年上の派遣社員を使いたくない

派遣先の指揮命令者というのは課長にあたる役職者が多く、ちょんいえの派遣先だと早い人で40歳前後で課長になる人がいます。

指揮命令者自体が自分よりも年齢が上だと指示が出しにくいとか指導しにくく扱いづらいって当然思うわけで、出来ることなら年上の派遣社員は使いたくないと考えています。
また、指揮命令者よりは年下だけど、実担当の若手の正社員の補助やペアで仕事を頼みたいのに年が離れすぎていると若手の正社員がやりづらいだろうなと考えるケースもあります。

スキルを持っていれば何歳になっても活躍できるチャンスがあるわけでは無く、年齢を理由に採用が見送られるケースは少なからずあります。
表向きは原則として年齢制限はないけど、実情は目に見えない年齢制限の壁があります。

派遣社員は定年退職ができるのか

派遣元で無期雇用の正社員の場合、退職金が出ます。
ですが、定年退職できるまで派遣を続けられるイメージが沸きません。

なぜなら、周りで定年退職間際の派遣社員が働いているのを見かけたことが無いのと数ヶ月に一度派遣元へ各派遣先のリーダーが集まって会議をする場があるのですが、その場でも『あの人定年で完職したよ』という話しを聞かないからです。

もうすぐ定年という人は、いましたが、定年になる前にいつの間にか社内から消えているパターンになっているケースが多いですね。
年齢的にどこの派遣先にも行くことができなくなったか、自ら退職したかのどちらかだと思います。

派遣社員が定年まで生き残る方法は下記の2つの方法しかないと考えています。

1つ目は、派遣元内の研修室と呼ばれる部署で教育担当として業務を行う仕事に従事する。

派遣会社では派遣元の新入社員や中途入社の社員に対して派遣先に出向するまでの間(だいたい1ヶ月~2ヶ月)仕事のやり方や社会人としてのマナーの教育を行います。

いきなり出向させてしまうと中には社会のルールやマナーも知らないとんでもない奴がいて、派遣先に迷惑を掛けるだけでなくその後、派遣会社自体の評価を落として案件がもらえなくなってしまう事態になりかねないですからね。

また、出向している正社員に対してもスキルupのための研修や資格を取るための勉強会の企画運営をしたり、現在の派遣契約が終了し次の派遣先が決まるまでの間は派遣元で待機しているため、この間の教育を行う必要があります。こういった派遣元内の正社員に対して教育を行う業務があります。

2つ目は、請負業務、委託業務のグループをまとめる現場責任者やマネージャーになる。

派遣会社では、派遣業務だけでは無く請負業務、委託業務といった違う形態の業務を行っているところが多く
最近は、派遣業を行いながらもこちらの業務への割合を増やして業務形態をシフトさせようとしている派遣会社があります。

請負業務、委託業務を簡単に説明すると

請負が仕事を一塊で請け負いグループで企業内に常駐し設備(PCや測定器など)は常駐している企業のものをお借りし、成果物を提出して報酬を得るもので

委託は、仕事の受け方は、ほぼ同じなのですが、自社の場所で自社の設備を使って成果物を提出して報酬を得るものです。
こういった形態の業務だとお金の管理、人の管理、業務進捗の管理をする人が必要になってきます。

上記2つの業務に従事できる人には、数に限りがあり、ほんの一握りの人だけですし
人の教育や講師をしたり、マネジメントの業務を行うというのは派遣とはまったく別物の能力なので
派遣しか、やってこなった人間には無理が生じます。
マネジメントの業務に一度は挑戦したもののプレッシャーに潰されてしまい、また派遣に舞い戻ってくる人が何人もいますね。

教育担当やマネジメント業務が出来なければ派遣社員として定年まで働くことは絶望的で、年を重ねるほど新しい派遣先に就業することは難しくなっていくので、契約更新をしてくれ続けることを祈るしかないですね。

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