なぜ派遣社員になったのか?(後編)

なぜちょんいえが派遣社員になったのか?の続きです。
前編の記事を読んでいない方は、下記からご覧ください。
なぜ派遣社員になったのか?(前編)

応援から戻って待ち受けていたもの

倉庫

3ヵ月の自動車部品の製造ラインの応援が終わり、元の部署に戻ってきたので体力面でも気持ち的にも楽になり、開発の業務に専念出来ると思っていたのですが、わずか1ヵ月後に部署異動を命じられました。

工場の中でコストが掛かっている部分や業務の無駄を改善していく業務改善を推進していくために新しく業務改善推進部を立ち上げるので、そこに異動をして欲しいというものでした。

何をやるんだろうと思っていましたが、部署異動してみて愕然としましたね。

そこにいた人は他の部署で使えないと判断された冴えないうだつの上がらないおっさんばかりの集まりで、若い社員はちょんいえだけでした。

えっ俺もこのおっさん達と同じで使えないと判断されたから出されたの? ラインの応援してたし開発の業務は1年も在籍していなく、まだ何も経験させてもらってないんですけど...

この部署では、本当に仕事がありませんでした。
唯一指示されたのが、工場としては使っていない建屋が、倉庫として使われており、色々なものが在庫として置かれていたので、何がどのくいらいあって他の製品に転用できる物がないかを調査する業務でした。

まぁそんなところに置いてある機械や部品なんて古くて他に使い道なんてあるわけないんですけど、建屋の一角が運送会社の詰め所になっていて調査のために何度か通っているうちに運ちゃんと仲良くなり詰め所でお茶をごちそうになったり、梱包やダンボール詰めの手伝いをしていました。

だって、自席に戻って座ってたところで仕事がないんですもん。

また部署異動ですか?

ストレス

業務改善推進部で、ほとんど仕事のないまま3ヶ月が過ぎたとき、また部署異動を命じられました。
異動先は自動車部品の製造課! つまり製造ラインへ今度は応援では無く、一生ラインの作業者として働けってことです。
『はぁ~⤴ ふざけるな!?』って思いましたね。

ちょんいえが仕事が出来なく要領が悪くてどうしようも無い奴って話しなら仕方ないですが、この部署異動は仕事が出来る出来ないに関わらず、まったく関係ない別次元のものでした。
なぜなら、学園を卒業した同期全ての人が対象だったためです。
(しかも自分たちの年だけです。)

会社選定の際、現場で働く作業員やましてや、ラインの仕事なんて”絶対”にやりたくなかったから、技術職として採用しているこの会社を選んだんですよ。

技術職で採用をしておいて、実質1年も開発業務に在籍もさせてもらえない状態や、まともな現場教育や経験も積ませてもらえず、挙句の果てに不景気だから間接部門にいる人員を削減したいという理由で、学園の技術科クラス全員をラインの作業員に回すなんてこんなの契約違反でしょう!!

こんな会社絶対辞めてやる。そう心に誓いました。

同期の大半は、辞めていきました。 そりゃそうですよね。最初の契約と違うことやってんですから納得できるわけがありません。
でも辞めれてたのは、自宅から通っている人や親を頼りにして生活に困らない人だけです。
親を頼りに出来ないし、21歳と若く、貯金も無いし、会社の寮に住んでいたので、勢いで辞めてしまうと住むところも生活も出来なくなるので
しばらくは我慢してラインで働き、働きながら次の職場を探すしかありませんでした。

現実はそんなに甘くない

新しい仕事なんてすぐに見つかると思っていました。
毎週のように求人情報を買って土日に面接をやってくれる企業を探したり、夜勤入りの週の月曜は夜からの勤務なので、昼間に面接を受けたり、有給を使って面接を受けたりと何社も面接受けてもこどごとく落とされました。

だって、高卒で学歴無いし、学園のことなんて職業訓練の一環で学歴とは認めてくれないし、実務経験なんて1年にも満たなくて、未経験と一緒ですからね。

求人情報によく『未経験者大歓迎』って書いてますけど、あんなのウソですね。 そういうとこも狙って面接行きましたが、全然ダメでした。

小さな設計事務所とかにも面接行きましたが、いただいた名刺をその場に忘れてくるという失態をしたり(そりゃぁ受からんわ)

このままラインの作業者でいいかと心が折れている時期もありましたが、

毎日、毎日、毎日、毎日同じ作業の繰り返しで仕事のやりがいや生きがいの感じられない日々
『俺こんなところで何やってんだろう?』

夜勤だと夜中の12時とか1時に会社の食堂で”昼飯”を食べるんですけど、ふと隣や周りを見ると油まみれの汚いおっさんが一緒にご飯を食べている。
『俺も将来あんなふうになるの?』

特に夜勤やっているとこういう思いがふつふつと湧き出てきて、これが原動力になって、『絶対この会社を辞めてやる』『この底辺から脱出してやる』と思い返すきっかけになっていました。

ようやく採用の通知をもらえたのは、今の派遣会社で、製造ラインへの部署異動があってから3年も時間が掛かってしまいました。

3年間もやりたくもない、やりがいも生きがいも生まれない仕事をよく耐えたたなぁと自分でも関心します。

最後に

派遣会社に正社員として入社したものの、派遣がどういうものかよくわからずに入社したと思っています。
でも、あのライン作業という地獄から脱出できるなら何でも良かったし、どうでも良かったです。
派遣に入社した当時は、仕事中に生理現象我慢しなくて良いんだぁ、1日中パソコンの前で仕事して給料もらえるなんて天国だぁと思ってましたね。

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