新卒で正社員の派遣社員になるべきではない

面接

なぜ大学出て派遣会社なんかに就職するの?

ちょんいえの派遣元では、無期雇用の常用型派遣の正社員として毎年約100人もの新卒新入社員が入社してきます。

100人ですよ100人!

えっ何で大学出た高学歴の人がわざわざ派遣会社に入社してくるのって疑問に思う。

希望の会社から内定を貰うことができず、なかなか正社員での就職が決まらないなど就職活動が上手くいかなかったことが大半の原因でしょうけど

なんとか卒業後に働かなくてはいけないと焦って就職先が決まらなかった学生にしてみれば『とりあえず働けるなら派遣でもいいか』という選択肢がされていると思います。

ただね、業種や職種が未経験でも良いと言ってくれているのは新卒ぐらいで、新卒の特権を使うような業界業種ではありません。

派遣会社なんて中途採用でいくらでも入れます。高卒で派遣会社に中途入社した ちょんいえ からすると大学新卒の特権を派遣会社への就職で使ってしまうのは非常にもったいないです。

また、派遣会社は中途採用の人員が中々確保出来ないため新卒採用に力を入れているところがあり、採用担当が大学のOBを引き連れて大学訪問したり、インターンシップで業務体験させ、その後の座談会で会社をアピールしたりと

なんとか会社を認知してもらい学生を取り込もうとしています。

この戦略にまんまとはまり
「大学の先生に勧められて」「OBがいて安心そうだから」と何となく入社を決めてしまう人や色々な企業で幅広く技術を習得できるから「派遣社員という働き方が魅力的かも」と勘違いしてしまう人もいるわけです。

派遣会社も新人研修を行う

派遣会社へ入社後、新人研修を1~2カ月行います。 派遣会社でも一定期間を新人研修のためお金と時間を費やすのは、当たり前になってきました。

ビジネスマナーや仕事の受け方や報告の仕方、EXCEL、WORDの使い方から専門分野の基礎学習まで行ってくれます。

派遣会社でも新人研修に力をいれていると求人広告や会社紹介でも強調していて聞こえは良いかもしれませんが、大手企業の正社員の場合、教育研修にはもっと時間を掛けています。

ちょんいえの派遣先の正社員の場合は、新入社員が各職場に配属されてくるのは7月からです。
4月から約3カ月間みっちりと教育に時間とお金を掛けているのに対して派遣会社の場合、新人研修の期間はせいぜい1~2カ月ぐらいで期間もさることながらなんというか教育の質が違うんですね。

正社員の場合は、配属された部署で仕事が出来る人間に教育するのに対して派遣社員の場合は、社会人としての最低限知っててもらわなければいけないことを教育するってっ感じですかね。

また、派遣社員の場合教育期間がしっかり定まっていなくて1~2カ月としているのは、人によって派遣就業が決まるまでの期間にバラツキが出るからです。

研修側は研修カリュキュラムを準備して、しっかりと基礎部分を固めてその人の特性を見た上で出向先をどこにするのか判断したいのですが、
研修している期間は、外に派遣されず自社に待機しているため、お金を生み出さないので、会社の利益がどんどんマイナスになるわけです。

ましてや、研修期間でも給料は支払わなければいけませんしね。

年間の売り上げ目標は決まっているので、新人でも良いから引き合いのあるところへ1日でも早く出向させ売り上げを上げたい営業側としっかり研修を行って土台部分を固めてから出向させたい研修側とのせめぎ合いになっています。

中には、しっかり準備が出来ていない段階で出向になるケースも出てきちゃいますし、一人二人と出向が決まっていき、いつまでたっても出向先が決まらず取り残されてしまうケースもあります。
これって結構焦りますよね。

研修期間中は、たくさんの同期が出来て、最初のうちは学生の延長気分で楽しいかもしれませんが、出向後は、地域や企業もバラバラになり、派遣会社の研修やイベントで顔を合わせるのが年1回あるかどうかになるので、同期の繋がりは、ほぼ無くなってしまいますね。

新卒派遣が就業できるところは限定される

派遣というのは基本的に即戦力が前提なので、つい数ヶ月前までは学生として過ごしていた技術力や経験もない人が、たかが1,2カ月の新人研修を受けたからといって一体どれだけの仕事が出来るようになるのか?という点で、新卒派遣が就業できるところは下記の3つに限定されます。

1.派遣では無く請負、委託のグループに就業する。

派遣会社では、数年前にあった派遣切りに対するリスク回避のために派遣業だけではなく請負、委託という形態の業務を行っているところが多くなってきました。

こちらの比率を高めようとしている派遣会社もあります。

請負、委託というのは成果物に対していくらという契約なので、赤字にさえならなければグループ内の増員や入れ替えは派遣会社の自由になるため新人でも配属しやすいというメリットがあります。

請負、委託であれば同じ会社の先輩にOJT教育をしてもらえるので、新人でも技術者としてのキャリアを積めるかもしれませんが、赤字にならないのが前提なので数に限りがあります。

あと、請負、委託をやっているのは、自動車業界がほとんどなので、業務の内容は自動車関連に限られてしまいます。

2.先輩社員の下に派遣として出向する。

現在、派遣として出向している先輩社員と同じ部署に出向して先輩社員に教育を受けながら派遣するケースです。

この場合、その先輩社員が派遣先によっぽど認められてこの人の下なら新人を付けて教育してもらえるならという条件付きなので、こちらも数が限られますし派遣先の予算的な都合もあり中々このような案件はありません。

同じ派遣先に出向するケースはよくありますが、部署やグループが違うとその先輩社員は新人の面倒を見れないので、技術力や経験もない新人は派遣先の仕事に付いていけなくて潰れちゃう場合があります。

今現在ちょんいえの派遣先では、新人派遣社員が就業になることは0%で、未経験というだけで門前払いです。 ベテラン派遣社員の下で面倒を見ますのでという話しを持っていってもそのベテラン派遣社員の契約更新自体が危ういのに新人なんて入る隙間が無い状態です。

3.下位工程の派遣先に出向する。

ちょんいえが20代の頃のひと昔前の時代であれば、派遣先で教育まで行って育ててくれましたけど、派遣先自体にも新卒がいるのにわざわざ他社の派遣社員の新人にお金を払ってまで育てようなんて会社は今の時代ありません。

派遣社員というのは基本的に即戦力が前提で、即戦力でない新人や未経験者であれば単価が当然安くなりますし、
技術力や経験もない人がやれる業務というと評価業務や補助的な業務、ルーティンワークという簡単なスキルを要求されない下位工程しかやらせてもらえません。

大学出てまで、こんな業務やりたいですか?

しかも最悪なのが下位工程の中でしかスキルが伸びないので、こんなところで数年経験を積んだところで他の派遣先では通用しない人間になってしまいますし、大した経験もないので正社員を目指したいと思ってもスキルのない人間を正社員として企業は雇ってくれません。

まとめ

技術者としての経歴や将来のことを考えると新卒で派遣社員になることは絶対におすすめできません。

就職活動に失敗して今は派遣で働くしか道がないというなら仕方がないかもしれませんが、その状態を続けていくのは危険です。

いずれは正社員を目指すつもりで派遣として一時的に働こうと考えた人が、若いうちはそこそこの給料がもらえるのでそのままズルズルと派遣社員のままでいると30代から40代になった時に本当に身動きが取れなくなります。

一旦派遣で働くと正社員になるのは簡単ではないですからね。

ランキング参加してます。
おもしろくなくてもポチッと応援お願いします。
にほんブログ村 就職バイトブログ 派遣社員へ
にほんブログ村


派遣社員ランキング